
監理のお手伝いをしていた、埼玉県日高市にある病院の建替えプロジェクトが竣工しました。
主に材料選定に関わる色彩計画を担当していました。
当初から日高市の自然をテーマとしたアートが設置されることが決まっており、その背景となるような色彩計画となることを意図し、コンセプトを「日高の背景色」と設定しました。
日高の自然を歩き回り、日高の背景を彩る素材から特徴的な色を採取。それらに病院のロゴで使われている色を加えてカラーチャートを作成、そこから仕上げの塗装色や材料色を選んでいます。

特に近くを流れる高麗川の砂利は赤系や青系、白、グレー系と面白い色構成だったので、内部空間を印象付ける扉やカウンター等の塗装色に採用しました。
自然から彩色しているため微妙な色合いが空間に馴染むのか少し心配していたのですが、ロゴの強いオレンジ色とも相性が良く、まとまりのある色彩計画になったと思います。
地域医療の拠点として、どこか地元の自然を感じて愛着が持てるような、愛される病院となることを願っています。




